不動産担保ローン 審査甘い

不動産担保ローンとは


不動産担保ローンは、自宅や土地の不動産を担保にしたローンです。消費者金融や銀行カードローンなどで、手軽にキャッシングをするときには、担保は必要ありません。これは、少額なことと身分証明や勤務状態から信用するものですが、不動産担保ローンの場合は違います。その大きな違いは、多額のローンが組めることでしょう。

メリット

  • 貸し手の金融機関が返済不能になったときには、担保の不動産が手元に残り、リスクが減ります。
  • 消費者金融などの金利よりも低く設定されていることが多いです。
  • まとめローンとして使用できます。
  • 事業資金の資金調達が可能な融資額が望めます。
  • 銀行などで多額の融資を断られたとしても、土地を担保にお金を借りることができます。
  • 比較的長期ローンに対応できます。利用事例では30年間借入可能なケースも珍しくありません。
  • デメリット

  • 失うものが大きい。これは返済ができなかった場合ですが、返済額が大きくなって、支払いができなくなったとき、財産の不動産を失うことになります。
  • 手数料が高い。消費者金融と同じく審査がありますが、その内容が多いです。登記の手続きが必要で、高い土地の場合、手続きだけで何十万円もかかる事例もあります。
  • 融資までの時間もかかります。土地の鑑定から行うことから、審査内容は煩雑です。
  • 不動産担保ローンの金利


    一般的に不動産担保ローンの金利は低いと言われています。取り扱う金融機関は、銀行を始め、ノンバンク系、不動産担保ローン専門の会社などもあります。

    数字だけを見ると、長期返済では1%台以下の金融機関(東京スター銀行)もありますが、最低金利が5%前後が多いです。銀行系では、最高でも10%を切るところも少ないのですが、銀行系の不動産担保ローンの場合は、審査が厳しいことで有名です。

    金利については、少しでも安い方が良いのですが、内容を確認しなければならない事があります。消費者金融などの金利はとてもわかり易く、元金に対する金利だけの明記が多いです。しかし、不動産担保ローンの場合、適用金利や実質金利と言うように、言葉が少し違ってきますし、内容も違います。適用金利は、もともとの元金に金利を加えたものですが、実質金利は適用金利に手数料などが加わったものです。

    不動産担保ローンの場合、融資の際の審査内容が複雑で、様々な手数料が加わります。当初の借り入れに対しての金利を加えた以上の返済額が提示されることがあります。要するに、とても低い融資利率で書いてあるけれど、実際の実質金利になると内容が変わってしまうこともあるということなのです。

    また、返済方法も返済期間が長くなることが一般的で、いくつか種類があります。元金据置一括返済は、つなぎ資金などの短期間の融資で使われる方法です。元利均等返済は、元金と利息を毎月決まった金額の返済をします。住宅ローンなどでよく耳にする方法です。元金均等返済は、元金とその月の利息を支払うのですが、期間が進むほど返済額が小さくなっていきます。

    金利が低いことで、融資を受けやすい不動産担保ローンですが、返済のことはしっかり最初から確認しなければならないことです。返済期間が長期になることで、元金据置一括返済以外の返済方法はよく検討することが必要です。

    元利均等返済は、計画的な返済と額の負担軽減ができますが、返済総額が大きくなります。元金均等返済は、毎月の返済額は大きいですが、結果的に返済総額は小さくなります。2%程度の金利だとしても、大口融資と返済期間が長期に渡る場合、返済額は大きいものになります。低い金利にだまされないよう、返済にはきちんとしたシミュレーションを確認することが大切です。

    不動産担保ローンで即日融資は可能か?


    不動産担保ローンは、消費者金融などとは違い審査内容が複雑です。ですから、今すぐお金を用意してほしい即日融資に関しては、多くの金融機関で対応していないのが現状です。銀行での審査は約1ヶ月、ノンバンク系で1週間と言われています。しかし、インターネットなどでは、数時間の審査で即日融資をしてくれる金融機関もあります。

    不動産担保ローンと消費者金融の大きな違いは担保の有無にあります。担保となる不動産の鑑定額が、融資額に大きく反映します。土地建物にある程度の評価をつけるには、見た目だけ、住所だけでは鑑定できないので、どうしても鑑定額をつけるのに時間がかかる審査なのです。

    また、抵当権の問題もあり、事務手続きも多く存在し、金融機関としては、『信用のできる担保』であることが証明されないと、融資額も決められないのです。ところが、即日OKの不動産担保ローン会社では、最短3時間の審査だけで融資ができるとあります。

    金融機関によって審査基準は様々ですが、その土地、利用限度額、所有者の情報などを元に、審査をスピーディに行ってくれると見て良いでしょう。しかし、実はこのパターンで実際に申し込みをしたけれど、3時間後にきっちりと断られた方が多いとも言われています。

    銀行では絶対に有り得ない即日融資ですが、消費者金融会社や事業者向けの金融会社の場合、その土地に精通していて、ある程度の知識と信用度が高いケースの場合、現実に即日不動産担保ローンが組めることもあり、後日諸手続きをすることになります。

    このような金融機関に関しては、一応に金利が高く、利用限度額もあまり高くないのも特徴です(例外もあり)。最も即日多額の融資をするのですから、ある程度のリスクを背負う金融機関としては当然のことなのかもしれません。

    ノンバンク系の不動産担保ローン


    最近は、不動産担保ローンでもノンバンク系業者が増えています。銀行系との大きな違いは、審査基準が甘いことと審査までの時間がかからないことです。しかし、金利を比較すると、ノンバンク系は高い事が多いです。

    銀行は、融資の審査になると、とても用途など細かく聞いてきたり、時間もかかり、その上あっさりと断ってくることが多いです。ですが、低金利のノンバンク系では、良いとも問わず、フリーローンとして使用することができます。事業資金として、つなぎ資金や運転資金として、できれば早い時期にまとまったお金がほしい場合、ノンバンク系の方が使いやすいのも確かです。

    ただし、不動産担保ローンの気をつけたい点として、ネームバリューのないノンバンク系金融機関は、必ず比較サイトなどでその評判などを確認してください。融資条件などが大雑把な表記しかなかったり、良いことばかり書いてある場合は要注意です。比較をしているサイトでは、頻繁に名前が出てくる会社があります。口コミなども確認をした上で問い合わせてみてください。

    そして、急がない融資であれば、ノンバンク系ではなく、銀行の方が良いでしょう。審査が厳しいデメリットはありますが、金利も低く信用という大きなメリットがあります。銀行系の不動産担保ローンで一番安いのはネット銀行などですが、地域の銀行での不動産担保ローンがベストです。書類の不備があっても、すぐに修正できますし、お互いの信頼関係は大きいことでしょう。

    不動産担保ローンと総量規制


    総量規制とは、個人の借入総額を年収などの3分の一までに制限する決まりです。年収600万円の方は、借り入れは200万円までしかできないということです。貸金業者は、これを守らないと違反になることから、消費者金融などでは個人情報を審査してから、借入の判断をします。

    この法律ができた背景には、多重債務やローンへ歳に苦しむ方の救済策ですが、一応個人向けの貸付が対象です。そして、総量規制対象外として不動産担保ローンがあります。不動産を担保にした個人向け貸付や法人向け貸付は、総量規制が関係ありません。

    消費者金融やカードローンは別名無担保ローンとも言います。返済できないときに、担保が存在しないことで、最初から返済能力可能な金額しか借りることができないのです。

    しかし、不動産担保ローンの場合は、返済できない場合は、担保である土地や建物が引き渡されることになります。金融機関としては、その土地や建物の評価額に合う融資しかしないですから、決して損はしないのです。また、借りる方としても、借金が残るのではなく、財産を失うだけですから、多重債務やローンに苦しむ方の救済の総量規制は関係ないことになります。

    事業資金として、事業運転資金として不動産担保ローンを利用する方もいますが、多重債務を一括返済するため、総量規制対象外の不動産担保ローンを利用する方もいます。

    不動産担保ローンは審査甘い?


    不動産担保ローンに申し込みをするとき、主に2つのポイントを重要視して審査が行われます。それは、ローンを組むにあたって担保にするものの価値と、十分な返済能力があるかなど申込者の信用力です。

    金融機関からお金を借りる方法というと、不動産担保ローンの他にカードローンやキャッシング、ビジネスローンなどいろいろな商品があります。これらの中で不動産担保ローンが最も審査甘いといわれている理由は、貸し付けをする側の立場になってみれば、貸し倒れしそうになったときに損失を埋め合わせられる担保があるからです。

    ということは、担保にする不動産の資産価値さえ高ければ借入れをする申込者が、例え経営のうまくいっていない自営業者や自己破産をしている人だとしても、審査結果に影響がないと思われるかもしれません。

    不動産担保ローンは確かに返済状況が悪くても、担保にした住宅や物件を手放せば補てんできそうですが、それはあくまでも最終手段なので、きちんと返済が守られることが前提の契約であることに変わりはありません。毎月の返済は契約者の給与やその他の収入から支払われるものなので、返済能力がしっかりしていないといくら審査甘い不動産担保ローンでも審査落ちする可能性があります。

    不動産担保ローンは個人も法人も対象となっています。個人が審査を受ける場合の基準は収入や勤続年数、給与以外に所得がある場合はその内容、返済負担率などです。返済負担率とはその人の所得に対し、返済に充てられる金額の割合のことです。法人の場合も返済負担率がチェックされ、その他には事業者の自己資本比率や事業歴、フリーキャッシュフロー、経営利益率などが評価され融資額などが決定されます。

    不動産担保ローンも一般的なカードローンやキャッシングと同様に、さまざまな金融会社が商品にしています。お金のことというと銀行系は安定感があり信用できるところが理想的なので、全国展開していて知名度抜群のメガバンク(都市銀行)を選びたいのではないでしょうか。

    銀行はあらゆる面から総合的に判断しても理想的で、金利が有利なことや大口の借入額を希望する方にとっても魅力的です。しかし、不動産担保ローンの申し込みをするときには審査に通過しなければなりませんので、都市銀行は最も審査が厳しいことを覚悟しておかなければなりません。

    最も審査甘いといわれているのは、消費者金融など中小ノンバンクです。次に甘いのは順番に大手ノンバンク、地方銀行、ネット銀行、信託銀行といわれています。ローンの申し込みをするときは金利の高さや限度額が希望にマッチしているかなどで選ぶかと思いますが、高金利になるほど審査甘い傾向があります。

    不動産担保ローンだけを扱っている金融機関とその他にも商品があるところとがありますが、専門のところの方が審査甘いので、選ぶときの参考にしてみてはいかがでしょうか。金利の高さだけで選ぶと負担が大きくなり、最終的に返済事故につながることが心配になります。いろいろな面を総合して絞り込んでいきましょう。

    おまとめできる東京スター銀行のスター不動産担保ローン


    金融機関のカードローンやキャッシングを利用していて融資金額が上限に達したとき、他社借入をするという方も多いことでしょう。銀行融資返済額などがかなりの大口融資に達してしまったら、東京スター銀行のスター不動産担保ローンでおまとめすることができます。

    大口融資の金額は100万円~1億円という高額で、返済期間は1年~20年とゆとりがたっぷりありますので、多重債務者の方などもお持ちの物件などがあればスター不動産担保ローンを検討してみてはいかがでしょう。一般的に不動産担保ローンは審査甘いといわれています。

    ただし、東京スター銀行のスター不動産担保ローンを利用する条件として、事業性の融資を除くとありますから、事業資金には不向きです。事業性のお金でなければ使途が問われませんから、おまとめも可能というわけです。

    多重債務をしているとトータルの借り入れ金額は高額であっても、1社あたりの借入額が小口になるので金利が高くなりがちです。東京スター銀行のスター不動産担保ローンでおまとめをすれば、1カ所で大口の借入れができますので、法律で定められた上限金利によりおまとめをする前より低金利になることが多くあります。

    借入れ状況は人それぞれですので、中にはおまとめ後も金利が変わらないケースもあります。低金利にすることが目的でしたら、借り換えをする前にシミュレーションをして本当に低くなるか確かめてからにしましょう。

    おまとめというと得をするイメージが強くなっていますが、必ずしも得をするケースばかりではありません。ネットで探してみると、実際におまとめをした人の体験談サイトがあります。興味深い失敗談には回答者のレスNoも多いので、知らなかったこをと知るきっかけになり勉強になります。金融関係は法律の改正などもありますので、サイトを参考にするときには更新日が新しところを参考にしましょう。

    東京スター銀行のスター不動産担保ローンに申し込みをすると、一般的なキャッシングやカードローンのように審査が開始されます。個人信用情報などが確認され審査に通れば、借入れをしている複数の各金融業者へと東京スター銀行側が一括返済してくれます。

    借金は毎月の返済額を少なくすれば感覚的には毎月の支払いがラクになりますが、借り入れの全額を計算してみると損をしてしまうケースもあります。東京スター銀行が最初に一括で返済してくれるので、そのこともスター不動産担保ローンで借り換えをすることのメリットといえます。

    低金利の東京スター銀行スター不動産担保ローンで借金を軽く


    金融機関から借金をするなら、負担が1円でも軽くなるよう低金利の商品を選びたいものです。資産価値のある住宅などの物件を所有しているなら、不動産担保ローンという選択肢もあります。

    不動産担保ローンについて、中には審査甘いという意見もあります。しかし、基本的にその人の給与などの収入から返済されるという意味では他のカードローンなどの借入れと同様ですから、特別に審査甘いことを期待しない方がいいかもしれません。

    物件などの資産など所有していない方でもまだ不動産担保ローンをあきらめず、ご家族などでお持ちの方はいないか探してみましょう。東京スター銀行のスター不動産担保ローンなら、契約者ご本人が担保になる物件の名義人である必要はないからです。ご主人または奥様、実の兄弟姉妹、実のご両親の名義でしたらOKで、東京スター銀行のスター不動産担保ローンの担保として有効です。

    東京スター銀行では、スター不動産担保ローンの申し込みに連帯保証人の用意は不要なのですが、担保にする物件によってはご本人お一人の所有物ではなく共有物件であるケースもあります。共有物件を担保にする場合は、相手の方に連帯保証人になってもらわなくてはなりませんので、あらかじめ了承を得ておきましょう。

    東京スター銀行では、「スターワン住宅ローン基準金利」というものを設けています。この基準金利は東京スター銀行が独自に設定した調整幅で、不動産担保ローンの契約を交わすときのものが付加されます。スターワン住宅ローン基準金利は東京スター銀行の店頭や公式ホームページにて、そのときのものがチェックできます。変動する市場金利の水準から、毎月検討されています。

    3年・5年・10年の固定金利型、さらに変動金利型の計4種類からご本人が決められます。金利は固定金利が年率1.30~9.25%で36回目・60回目・120回目、変動金利は0.90~8.70%で6回目(2017年6月時点)で、6ヶ月置きに見直されていますからチェックしてみてください。

    原則的に第三者による保証や保証会社の準備は不要です。ただ、年収合算を行うなら年収合算者に、契約者以外の人が持っている不動産または共有物件を担保にするなら、物件所有者や物件共有者が連帯保証人になることになります。

    繰上返済では、全額繰上返済と一部繰上返済のどちらも、インターネットバンキングにて手数料無料にて手続きが可能です。事務手数料は税込み108,000円(1件につき)で、あとは実費の印紙税等の費用、登記費用が発生します。

    スター不動産担保ローンへの仮申し込みは、東京スター銀行の公式ホームページから24時間いつでも行えます。ホームページでは仮申し込みだけでなく、分からないことがあれば問い合わせも24時間可能です。ご利用診断を通話料0円のお電話で行っており、こちらは9時から平日は21時まで、土日祝日は17時まで実施しています。

    個人の方の利用はスター不動産担保ローンですが、法人ではスター不動産担保ビジネスローンと商品名が異なりますので申し込み時に気を付けてください。

    不動産担保ローンの審査で見られるポイント


    不動産担保ローンに申し込みをしたら、キャッシングやカードローンなどのときと同様に審査が実施されます。審査に通らなければ、どんなに魅力的な金利や利用限度額の不動産担保ローンでも融資を受けることができません。

    不動産担保ローンを扱っている金融機関側としては、貸し付けをしたお金の返済をきちんと守ってくれる契約者が理想的です。長期延滞をした末に自己破産などの債務整理を行われてしまったら、貸し倒れになって赤字になってしまいます。

    そのため、申込者のこれまでの利用状況を個人信用情報機関のデータベースで確認し、最も近い24ヶ月の間、毎月の返済が守られているかが照会されます。信用情報を見れば、他社からの借入れの有無がわかります。何カ所から融資を受けているのか、借入残高は総額いくら抱えているのか、月々の返済額はいくらか、債務整理や長期延滞などの事故情報が登録されていないかなどが審査の対象になるのは基本です。

    債務整理をしていると、個人信用情報機関のデータベースから5~10年はそのことが記録され続けてしまいます。以降は記録が消されますので申し込みをしたときに審査に通過しやすくなるのですが、登録されているうちは審査に通りにくくなるでしょう。返済が数日程度遅れてしまう分には大きな影響はないのですが、61日以上の遅れがあると厳しくなります。

    過去24ヶ月の間に何度も支払いの延滞があれば、新規で不動産担保ローンの融資をしてもまた繰り返すだろうと信用されません。1年に2度を上回る頻度になると、審査担当者の印象が悪くなります。人間ですから1年に1度くらいはうっかりミスをするのは仕方がないでしょうが、それ以上にならないよう日頃から注意しましょう。

    クレジットカードやキャッシング、カードローンなどを利用したことがある方ならご存知でしょうが、これらは契約を交わすときに連帯保証人も担保も不要です。お金を金融機関から借入れするというと、漠然としたイメージから連帯保証人などが必要そうなのですが、身分証明書や高額の借入希望の場合に収入証明書が必要になるものの、その他に用意するものはありません。申し込みフォームの個人情報を埋めて入力し送信しますが、なにか発行してもらい提出することはありません。

    その点、不動産担保ローンは担保になりうる価値を有した不動産が必要なローンです。もし不動産担保ローンの利用者が毎月の返済を滞らせても、担保をお金に換えて埋め合わせをすることができる分だけ、審査甘いのではといわれています。

    不動産担保ローンは、融資をする側にしてみれば貸し倒れリスクが少ないという魅力があります。お金が必要なとき、キャッシングやカードローンなどの申し込みをしてもなかなか審査に通らないとしても、担保になる物件などがあれば破産宣告をして債務整理をすることはありません。

    不動産担保ローンなら他の金融商品でいい返事がもらえなかった人でもお金の都合がつけられる可能性が十分期待できますので、手続きをしてみてください。

    不動産担保ローンの申し込みから契約までの流れ


    不動産担保ローンはさまざまな金融機関が扱っていますので、それぞれの特徴を知りご自身にあったところに絞り込みます。気になった不動産担保ローンの公式ホームページを見てみると、仮申し込みフォームがあります。

    個人のカードローンやキャッシングなどでは、自動契約機や無人契約機などで1ヶ月の短期間に何社も申手続きしてしまうと申込ブラックとなり、6ヶ月は審査に通りにくくなってしまいます。

    不動産担保ローンのサイトを見ると、「仮」申し込みフォームを設置しているところが多くあります。しかし、中には「本」申し込みフォームもありますから、そちらはむやみに利用しないよう気を付けてください。「仮」の申し込みでしたら、何回お試ししても問題ないとのことです。

    カードローンなどの場合に申込ブラックになってしまうと、半年も待たなければ個人信用情報機関のデータベースからその記録が抹消されません。そうなってしまうと面倒ですが、不動産担保ローンの仮審査なら本審査とは異なり簡易的な内容になっています。

    審査甘いといわれる不動産担保ローンでも仮審査でも断られたら、申し込むことを考え直すか、改善すべきところに手を加えるなど取るべき対処をしていきましょう。

    例えば、東京スター銀行のスター不動産担保ローンの場合、ホームページにあるのは仮審査です。入力する項目は氏名・住所・年齢・性別・電話番号・不動産担保ローンの担保にする物件に関する情報(住所・物件の種類・土地面積・その物件担保の他社借入)・融資の使途・希望融資額。

    仮審査で断られるようでしたら、そのまま本申し込みをしたところで審査に通るのは難しいでしょう。無事に通過したなら、そのまま本申し込みの準備に取り掛かるために必要書類を取り寄せます。

    ホームページから請求することもできますが、足を運べるエリアに店舗があるようでしたら、出向けばその場で手続きを始められます。もし、いつまでに融資を希望するという具体的な日程があれば、直接伝えることで配慮して手続きを早めてもらえるかもしれません。

    こうして本申し込みをしたら審査がスタートしたら、個人信用情報機関のチェック、担保に指定した物件資産価値鑑定、登記簿謄本の確認などが進められていきます。本審査が終了しいい結果をもらえたら、契約手続きに入ります。

    無担保のカードローンやキャッシングなど場合、申し込みから最短30分で即日融資可能などの宣伝文句を目にしますよね。不動産担保ローンの場合は担保にする物件の価値の評価が行われたり、抵当権の設定など余分なやり取りが加わりますので、その分時間がかかります。融資が必要になる日時より余裕を持って申し込みをされることをおすすめします。

    金銭消費貸借契約書に、不動産担保ローンの契約に必要な内容が全部盛り込まれています。見落としがなようにしっかり目を通しましょう。契約を交わしてしまったら、そこに書かれていることは知らなかったでは済まされません。分からない部分があれば不動産担保ローンの担当者に問い合わせ、納得ができるまで確認しましょう。

    不動産担保ローン側が司法書士を用意し、抵当権や根柢当権の設定登記の手続きが開始されます。これで、不動産担保ローンの融資が実施されます。