
審査が甘い理由 不動産を失うリスク
不動産担保ローンの審査は、キャッシングやフリーローンとは内容が少し変わります。
無担保のキャッシングでは、あくまでも申込者の返済能力に頼るだけです。
しかし、不動産という担保がある分だけ審査が甘くなる傾向にあります。
事業資金の調達法
不動産担保ローンやファクタリングとは、会社にとっては運転資金の調達方法として一般的です。
個人事業主などもいざ資金が少ないというとき、事業者ローンと不動産担保ローンの金利の違いに驚くことがあります。不動産担保ローンの方が低いですし、審査も甘いのです。
銀行になると、いろいろと面倒な手続きが必要になります。しかし、それでも金利はぐっと低いのです。
融資額が大きいほど金利は低いのですが、事業展開で必要な資金を不動産担保ローンでというのは、中小企業などではよく行なわれています。根抵当権として、継続的な資金提供をしている場合もあります。
基準金利の低さと審査の甘さ
金融業者としても、信用ができない方への借入はしないです。
少なくとも会社なら事業計画、個人なら返済能力がある収入がなければならないです。
ただし、赤字決算、金融事故がある方も受け入れる不動産担保ローン専用業者もあります。
ご相談くださいという形にはなりますが、他の金融業者で不動産担保ローンが断られたとしても、ブラック審査通過のところは多いです。これは、担保の存在が大きいのですが、もしブラックだとしても返済期間を最初から長くしたり、担保に対する貸付の割合を下げることで、効率的な返済ができるからです。
長い金融業者との付き合いで、不動産担保ローンの場合はうまくコントロールができます。
キャッシングなどが長くても3年程度の返済期間の設定ですが、不動産担保ローンでは10年程度の長期間の借入が可能です。
結果的は損もあるけれど
ブラック、赤字経営の資金繰りに関しては、少しくらいの金利の高さは仕方ないという状況です。
どうしてもブラック対応の不動産担保ローンの場合、金利が高めです。それでも資金が現金が手に入る事実は大きいです。また、返済期間が長くなれば月々の負担は小さくても、総返済額は大きくなってしまうことがあります。
検討時間を持つこと
事業者ではビジネスローンと不動産担保ローンのどちらかで、資金調達保する場合、不動産担保ローンの低い基準金利が魅力です。抵当権の問題や事務手数料などはありますが、全体の金利は低いです。
個人でも同様で、ブラックでどこからも借りられない、それでもお金が必要なら不動産が大きな宝となります。長期返済ですがそれによって個人信用情報がキレイになる。金融事故がなくなることは大きなメリットです。ただし、長期に渡る返済ができないとなった瞬間に、不動産を失う事態もあります。
事業者も同様ですが、リスクとの背中合わせですが、キャッシングとは違い返済しているのは抵当権の取り返しであり、もう返済ができないから不動産を失ってもイイや、という判断もありです。
その時には債務整理ではなく、自分の不動産がなくなって貧乏になってしまう。
しかし、個人信用情報の内容はブラックではないのです。財産を失うだけで大きな金融事故にならないことは確かですが、ここはよく検討して計画的な不動産担保ローンの利用を、オススメします。
審査の甘いところでは良い話しの勧誘なども多いようです。