
不動産担保ローンがダメならまとめローンを
全般として、不動産担保ローンは融資金額が大きいため、複数の借り入れを一本化したいという場合に用いられることがあります。しかし、不動産の余剰価値が足りないなどの理由で審査に通らなかったとしたら、次に検討されるのが無担保で利用出来る「おまとめローン」です。
まとめローンとは
おまとめローンは一部の銀行が始めたところ大好評となり、今では金融各社がさまざまな形でサービスを提供するようになっています。定義としては複数の借り入れを一本化出来るローン商品で、あくまでも他社の借り入れを完済するという目的に限って利用出来るローンのことです。
現在は、総量規制と言って消費者金融から借りられる上限金額が法律で定められていますが、おまとめローンの場合は総量規制の対象外となるため融資一本化に利用しやすい特徴があります。
まとめローンの金利は
借り入れ金額が大きくなればなるほど金利が下がるというのは、金融の常識です。たくさん買えばまけてくれるという商売の基本と同じです。
複数の借り入れがある場合は、それぞれの金額に応じた金利が適用されますが、おまとめにすると合計金額で金利が適用されるので、総じて低金利になります。金額によっては5%前後から利用出来るところもありますが、全体的な相場としては7%台から15%程度となります。