銀行とノンバンク系の不動産担保ローンの違いとは

銀行とノンバンク系の不動産担保ローンの違いとは

近年人気が高まっている不動産担保ローンですが、そのサービス主体は大きく2つの種類に分けられます。1つは銀行、もう1つはノンバンクです。ノンバンクという言葉を直訳すると「銀行ではない」という意味なので、銀行とそうでない金融機関という分類と考えてください。

銀行は金利が安い一方で審査が厳しく、そうでないノンバンクなどの業者は比較的審査に通りやすい一方で金利が高いというのは一般的なイメージです。こうしたイメージは不動産担保ローンにも当てはまるので、銀行とノンバンク系のどちらで不動産担保ローンを利用するかというのは最初に考える分かれ道です。

また、銀行は審査に慎重なので融資実行(つまりお金を手元に入る)までに要する時間もノンバンクより長めです。資金的にそれほど緊急性がなく、じっくりと安い金利で利用したいという人であれば最初に銀行を検討するべきでしょう。そうではなく、お金の入り用まであまり時間的余裕がないという人の場合は、最初からノンバンクを検討する必要があると思います。

では、具体的にどれくらいの金利差があるのでしょうか。不動産担保ローンを提供している大手業者の相場を見ると、銀行が2.975%から9.8%で、ノンバンク系が3.4%から18%という結果になりました。特に最高金利になると倍近くの差があるので、この点は押さえておきましょう。