
不動産担保ローンを活用する
不動産担保ローンは、不動産の価値にもよりますが、かなり高額な融資を受けることができます。すでに、他社借入れが多くて多重債務に陥っている場合は、おまとめローンなども審査落ちしてしまうでしょう。
その場合は不動産担保ローンで、多重債務を解消するという手が一番です。ローン返済の苦しさも多少緩和されますし、なによりも月に一度の返済になるので、これまで何度も返済しなくてはいけない状況から脱却できる点が、大きなメリットとなります。
不動産担保ローンを借りるのでしたら、銀行系が一番でしょう。金利がかなり違いますから、銀行で審査が通れば他に選択肢はありません。銀行からの融資を受けることができなければ、消費者金融会社の不動産担保ローンに申し込むことになると思います。
また、担保設定をしているので、保証会社などを介在させることはしなくてもいいです。事業者の場合は運転資金の確保に、不動産担保ローンは最大の働きをしてくれるでしょう。お金に困った場合、不動産担保ローンは願ってもない大口融資となります。資金繰りなどの状況が、かなり切羽詰まっている場合でしたら、大口資金はまさに救世主となるでしょう。
個人事業主の場合は、返済遅延に気をつけるようにしましょう。個人信用情報機関では延滞したことも即時に記録され、他の借入れのときに悪影響となるので、不動産担保ローンでの返済には、十分に注意しましょう。不動産担保ローンの場合は土地評価額の決定や、必要な書類を集めることになりますが、提出してからはスピード融資となるので、必要な書類などはすぐに提出できるように準備しておきたいものです。
不動産担保ローンには銀行の他にノンバンク系などもあります。決定は金利などで決めるようにしましょう。高額融資になること、返済期間が長くなることを考えると、返済金利が0.1%でも低くなるところから、不動産担保ローンの融資を受けるようにしたいものです。
銀行で、不動産担保ローンの借入れができなかった場合は、大手消費者金融会社の不動産担保ローンに申し込むようにします。大手のほうが金利は低く設定されているので、中小消費者金融会社に融資の申し込みをする必要はありません。
属性が低い場合は、担保の他に保証人を立てるように言われる場合があります。この場合は、身内などを保証人に立てるしかないでしょう。日頃からそのような話をしておくと、そういった場合でも、スムーズに保証人を立てることができます。