不動産担保ローン ローン返済中でも借りれるの？
多額な融資を消費者金融やカードローンからの借入は難しいこともあります。しかし、不動産担保ローンなら不動産を担保にすることで、貸し手にある程度の信用をもたすことができます。ですから、不動産担保ローンの可能限度額を見ると、5,000万円とか1億円と言った数字も目にすることができます。
ところで、不動産担保ローンはまとまった現金を借入ができるのですが、担保となる物件がローン中である場合、融資は可能なのでしょうか？ローン中の物件の抵当権は、銀行などの金融会社にあります。ですから、完済しないうちは自分のものではありません。それなのに、勝手に不動産担保ローンの契約をするのは大丈夫なのか、不安になります。
大半の融資会社は、物件次第、ローンの年数次第で可能になるとの回答になるでしょう。まず、住宅ローンを組んだばかりのケースは例外です。高い評価額の物件であり、返済できる十分な収入がある、ローンの残存の金額が妥当と判断される場合は、不動産担保ローンの契約ができることが多いです。
ただし、物件の評価額からローン残高を差し引いた部分だけ、担保価値が認められることになります。ですから、希望どおりの融資金額に満たないこともあります。この場合のベストの形としては、「ローンが残っている物件だけど、残存も少なく、返済できる計画」がきちんとある場合です。
通常のローンに不動産担保ローンが加わることから、申込みをする際には返済シミュレーションなどを検討することをお勧めします。
